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ネキシウムの薬効と副作用について

2019年09月03日

ネキシウムとは一般名エソメプラゾールと言い、アストラゼネカ株式会社より発売されています。
ネキシウムは胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった消化器系の異常や胃酸過多の治療で使用される薬です。
これらの病気は胃で分泌される胃酸の量が多くなることが原因で生じます。
その胃酸のもとはプロトン(H+)であり、それにはプロトンの放出を担うタンパク質(H+K+-ATPase)が関与していると添付文書には記載してあります。
ネキシウムがどのように働いて薬効を示すかというと、このH+K+-ATPaseの機能を抑制することに起因しています。
このタンパク質を阻害することで胃酸の分泌を抑制し、胃潰瘍などの消化器症状を改善しているのです。
このネキシウムは既存の薬に比較しても強い薬効を有しているとも報告されており、非常に優秀な薬剤であることに疑いはないでしょう。
ただ添付文書によれば副作用として吐き気や下痢、重度なものになるとアナフィラキシーショックや劇症肝炎、間質性肺炎をきたす可能性があるので用法・用量を守ることが大前提です。

ネキシウムに限らず全ての薬剤には薬効と副作用が隣り合わせの関係になっています。
それではどのように薬効と副作用が決定されるのか、その関係性を見ていきましょう。

薬効に関しては比較的低用量で示されるようになっています。
ただ薬の飲み過ぎなどで血の中に薬が過剰になると、行ってほしいところ(病気の部分)以外にも薬がたまるようになります。
すると標的臓器以外で作用が起こり、基本的には想定していない悪い作用が見えてきます。
つまり添付文書に書いてあるような副作用が現れるということになります。
基本的に製薬会社はこの関係を把握しているので、安全な処方設計を考慮しています。
そのため必ず服用の仕方は守って薬を飲むように心がけましょう。

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